妙心寺の開祖は淡道宗廉（たんどうそうれん）。寛永二年（一六二五）、祖父真田信之の遺命に応じ、千種有能（ちぐさありよし）の室長姫が建立した信之の菩提所です。
院号は信之の法名「大法院殿徹岩一明大居士」に因んだもの。 

長姫の姻戚開係から、久我、千種、真田、内藤、四家の家の菩提所ともなっています。また、松代藩第八代藩主真田幸貫の儒臣であった佐久間象山の墓地も設けられており、象山ゆかりの寺院としても有名です。

通常、大法院は非公開。春と秋の特別公開のみ。

妙心寺大法院・庭園の特別公開
お抹茶をいただきながら、お庭をお楽しみいただけます。
秋季開催：11月1日～30日（9:00～16:00）