桃山時代の面影を残す秀吉とねねの寺 豊臣秀吉夫人・北政所ねねが秀吉の菩提を弔うために慶弔11(1606)に開いたお寺です。桃山建築らしい華麗な装飾、諸堂を映す優雅な池、秀吉が愛した風流な観月台など、美しいものを眺めて庭をめぐり、特に伏見城から映した傘亭・時雨亭の茶室は有名で、いずれも桃山文化の粋として高く評価されています。 また、春と秋に夜間拝観が行われ、滝の背に見えることから「臥龍廊」と呼ばれる廊下と、その前に広がる「臥龍池」、「偃月池」のライトアップは必見。 夜空に伸びる竹林、水面に映る桜や紅葉の光は美しいです。