世界に誇る感動のまばゆさ 金に輝く舎利殿が有名なため「金閣寺」と呼ばれていますが、正式には義満の法号鹿苑殿から二字をとって「鹿苑寺」といいます。足利義満が公家の西園寺家の別荘を譲り受け山荘・北山殿を築き、義満の死後、本人の遺言により禅寺に改め夢想国師を開山としています。 金箔に覆われて輝く舎利殿は北山文化を伝える貴重な寺院で、第一層は「寝殿造」、第二層は「武家造」、第三層は「禅宗仏殿造」と異なる建築様式が調和しています。 庭園の中心に位置し浄土世界を表現している「鏡湖池」には逆さの金閣も移りこみ、紅葉や雪化粧など、見る場所や時間帯によって変化する美しさは多くの人を魅了しています。